自律神経と睡眠について
自律神経と不眠
自律神経失調症が原因となって後から不眠症を引き起こすこともありますが、自律神経の失調症の症状として不眠になることもあります。自律神経失調症による不眠のタイプで最も多いのは、体が疲れていてもぐっすり眠れないタイプです。熟睡できないため、疲れも取れにくく、疲れが残ったり、疲れやすくなったり、体に力が入らなくなるなどの症状が見られることもあります。
このように、自律神経失調症の症状は様々なものがあります。このような症状の一つだけが現れる場合もあれば、いくつもの症状が現れることもあります。また、人によって現れる症状に違いもあります。
自律神経には「交感神経」(活動や緊張の働き)と「副交感神経」(休息やリラックス)があります。
「副交感神経」がきちんと働いていると夜になると自然に心も体もリラックスして眠くなり質の良い睡眠が得られます。ストレスを抱えがちな現代人は「交感神経」が可動に働いてしまい不眠になりやすいです。
睡眠には「レム睡眠」(身体の眠り)と「ノンレム睡眠」(脳の眠り)があり約90分間の周期で繰り返され眼ざめに至ります。自律神経の副交感神経」の働きを高めてリラックスすることが睡眠」には需要になります。
自律神経を整えて質の良い睡眠」をえるにははり灸治療が最適です。