【熱中症になってしまう理由】

どうして熱中症になってしまうのか?
それは汗をかいて体内の熱を発散することが上手にできないからです。
最近はどこでも空調が効いていて、屋内にいれば非常に快適に過ごせます。 暑い時には発汗して体内の生命活動により生じた熱を逃がし、寒い時には、内臓諸器官が冷えて機能が低下しないように毛穴が閉じるというのが自律神経の働きが正常という状態です。 ところがこの自律神経がうまく働かな いと熱中症となるのです。
さらに、自律神経といえば精神安定にも大いに関わり、情緒不安やうつ病、更年期障害などにも繋がります。
エアコンで快適な温度、湿度にしてしまったら、体内にこもった熱を発散できず、体表はカサカサ、喉はカラカラ、体内は余った水分でたぷんたぷん(むくみや肥満の元)という状態になります。ただ室内で熱中症にかかってしまう方が多いので無理をせず上手にエアコンを活用しましょう。特に高齢者はのどの渇きを感じる機能が鈍くなってきているのでこまめに水分を採るように周りの方が注意して見守って下さい。
運悪くすでに自力で汗をかくことができない状態に陥ってしまっている人ははり灸治療が最適です。体質改善になるので継続して治療していく必要があります。
人間本来の持つ力(自然適応力)を無視した生活をすることは生き抜くための良策でないことは明白です。