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健康コラム

「体内時計」を乱すのは?

1、「体内時計」を乱すのは?

電子機器の使用が睡眠に与える影響に関する警告は、英紙『デーリー・テレグラフ』が英エディンバラ睡眠センターによる「就寝前の携帯電話やスマホの使用は睡眠を妨げる」との研究結果を掲載していました。
それによると濃いコーヒーのエスプレッソ2杯分を飲むのと、同じ不眠効果があると言われています。

研究では「ディスプレイの光が、眠りを助けるメラトニンの分泌をストップするよう、脳にシグナルを送ってしまう」と指摘しています。「静かさや暗さ、快適さとともに、リラックスした環境が十分な夜の眠りを確保する」と述べ、寝る前の携帯電話やスマホの使用の注意を呼び掛けています。

 

2、全ての生物は、生命を維持するための「体内時計」を持っています。
日が昇ると目覚めて活動し、日沈とともに仕事をやめて脳と身体を休めます。効率よく生きるために太古の昔から獲得してきた、健康を維持するための「サーカディアンリズム」です。
ヒトの場合は、網膜に届く光の量や食事のタイミングなどで体内時計がコントロールされています。
近年、サーカディアンリズムのコントロールには、ヒトの目の網膜が大きな役割を果たしていることが明らかになってきました。網膜の中に、強いエネルギーを持つ光だけに反応する、新たな光受容体の存在することがわかってきたのです。

 

3、「強い光」こそ、電子機器のディスプレイなどで使用されているブルーライトといわれるものです。
網膜が強いブルーライトの刺激を受けると、脳が「朝」と判断し、睡眠を司るメラトニンというホルモン分泌が抑制されて覚醒します。一方で、ブルーライトの量が減少すると「夜」と判断してメラトニンが活発に分泌されます。
サーカディアンリズムを乱すブルーライトですが、一方ではリセットするためにも必要なものになります。
時差ボケの解消には、日光を浴びるといいといわれるのは、ブルーライトを多く含む太陽光でサーカディアンリズムがリセットされるからなんです。

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