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健康コラム

 臭いついて

1、「体臭」の原因を考えたときに、真っ先に思いつくのは“汗”ではないでしょうか。
そのため、汗をかきやすい夏になると、デオトラントスプレーで対策をしたり、臭いの元を洗い流す石鹸を使用する方も多いですよね。

しかし、意外かもしれませんが、夏よりも秋から冬の方が臭いが気になる季節なのです。
夏の方が汗をかく量は多いはずなのに、秋や冬に臭いが気になるのはなぜなのでしょうか。

そろそろブーツを履く季節になってきましたね。
足の臭いの原因と対策についてとりあげてみましょう。

 

2、臭いの原因をお話する前に、まずは汗の種類について説明しますしょう。
汗を分泌する汗線には「アポクリン線」と「エクリン線」があります。
アポクリン線は、わきの下や性器周辺などカラダのごく一部に存在しており、汗の成分にはアンモニアや尿素、脂肪などが多く含まれているため、特有の臭いを発します。

エクリン線は、唇などの一部を除き、カラダ全体に分布しています。エクリン線から分泌される汗の成分は99%が水分で、残りの1%に塩分や尿素、乳酸などが含まれています。つまり、大半が水分でできているため、ほぼ無臭なのです。

 

3、体臭の正体は「汗」ではなく「雑菌」です。
足は「エクリン線」から分泌している汗が関係しているため、本来は無臭のはず。
なのに、なぜ秋から冬になるとブーツや足が臭ってしまうのでしょうか。
その原因は、ずばり「雑菌」。
ブーツの中などは雑菌が繁殖するための環境が整っているんです。

 

4、雑菌が好む環境には「湿度」「温度」「栄養」の3つが欠かせません。
足はカラダの中でもとくに汗をかきやすい場所ですが、ブーツは通気性が悪く、密閉状態になるため、
高温多湿の環境になってしまいます。
また、雑菌が繁殖するために栄養は必要不可欠です。
その雑菌にとっての栄養が「汗」というわけです。
本来ほぼ臭いを発しないエクリン線から出る汗も、雑菌のエサとなることで強い臭いを発します。
つまり、秋から冬に足が発するあの嫌な臭いは「汗臭い」ではなく、「雑菌臭い」が正しいと言えるのです。

 

5、「雑菌臭さ」にはどのような対策が有効なのでしょうか。
オススメはブーツを脱いだら除菌スプレーをかけ、風通しのよいところに置いておくことです。
そして同じブーツは連日履かないようにしましょう。

「汗は雑菌のエサになる」と説明しましたが、その他にも足に付着した「アカ」や「皮脂」も雑菌のごちそうになります。
そのため、毎晩足をキレイに洗い、清潔に保つことも忘れてはいけません。

お店が座敷だったら…、彼の家に突然遊びに行くことになったら…、
そんなときに足の臭いを気にすることなくブーツを脱げるよう、臭いの原因と対策を覚えておくと良いですね。

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