月経(月経困難症、月経前緊張症「PMS])
カテゴリー:女性特有の症状
症状解説
月経困難症:月経期間中に月経に随伴して起こる症状。月経痛、腰痛、消火器症状、精神症状などを含む。月経の第1日~2日目に症状が強く、その後軽減する。
PMS:月経開始3~10日位前から始まる精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失する。乳房緊満、消火器症状、下腹部膨満、精神不安定、頭痛、頭重などの種々の症状を発現する。月経困難症を合併することが多い。
子宮筋腫:子宮筋腫は子宮にできる硬いしこりで、そのしこりのため過多・過長月経、月経困難症、腰痛、下腹部腫大、腫瘤による膀胱・直腸圧迫症状による便秘、頻尿などが出る。30歳代の女性の4~5人に1人、40歳代の女性の3~4人に1人が持っているというデータがあるくらい、かかっている方の多い病気。
子宮内膜症:子宮内膜組織が子宮筋層、卵巣などの子宮内膜以外に存在することを言い、次第に増強する月経困難症、下腹部痛、腰痛、性交痛、不妊などの症状が出る。