風邪をひかないための3つの予防法|木場の整体・鍼灸なら、木場駅より徒歩1分の木場中央はり灸整骨院

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健康コラム

風邪をひかないための3つの予防法

風邪をひかないために、最低限出来ることは3つあると考えます。

①マスクの着用

②手洗い嗽(うがい)の回数を増やす

③鼻呼吸で正しく呼吸を行うこと

以上の3つになります。

 

 

①マスクの着用

 

マスクの着用については、外出時に空気中に漂っているホコリやカビといった細かい汚れ、花粉やダニの死骸などアレルゲンを吸い込まないようにすること。
細菌・ウイルスについては、飛沫感染を防ぐのに良いですね。そして、呼吸をするたびに加湿加温された空気になるので、鼻腔咽頭喉頭(鼻の奥・鼻腔と咽頭の境目そして喉元)に優しいです。

 

 

②手洗い嗽(うがい)の回数を増やす

 

風邪を予防するには、手洗い嗽(うがい)の回数を増やすことが大切です。

耳鼻咽喉科に行って、様々な治療法がありますが、液体吸入薬を霧状にして直接気管支まで届ける方法を行使していることが多いのではないでしょうか。
様々な要因で気道の粘膜に炎症が起こり、気道を通るあらゆるものや刺激に対して敏感な状態になることで、咳やくしゃみが出てきます。
あなたは、火傷をしたらどの様に対処しますか。私は、軟膏などを塗って、傷が保湿された状態を保てるようにラップで覆うことを良くなるまで、おこないます。では、あなたは、火事に出くわしたら、どんなことをして対処しますか。……そう。水をかけますね。
実は、体の異常を教えてくれるサインの一つとして炎症という言葉には、5つの要素が含まれています。

1.疼痛(痛み)

2.発赤(赤み)

3.熱感(平温より温かく感じる)

4.腫脹(腫れる)

5.機能障害(上手く動かせない)

これら一つでもある時は、何らかしら、障害が起きています。
物事を単純に考えてみて下さい。自然の摂理に従うならば、空気が肺に入る前の気道よりももっと前に存在する鼻腔や咽頭喉頭部位が常に潤っていれば、刺激物にさらされることはありません。
そこで、大切になってくるのが、手洗い嗽です。特に嗽ですが、あなたにおすすめの嗽の方法があります。それが「あいうえお嗽」です。
水を口含んで、口の中をすすぐことで口内に溜まったものを綺麗にします。次に嗽です。この時にあなたは「ガラガラ」と鳴らすように行いませんか。
嗽の後に喉の様子を感じてみても、痛みや違和感を感じている部位に届いていないことが多々あると思います。そこで、「あいうえお」と母音を出してみてください。特に「え」と「お」の時に水が喉の奥まで入ってくるのが分かります。水の量や発音の仕方によっては、むせてしまうことがあるので、初めてやる方は、浴室で行うと、むせて吐き出しても問題がないです。洗面台の前だと、飛散した後は、大変です。
回数は多ければ多いほど良いですが、一つの目安をお知らせします。一番初めの嗽の時に吐き出した粘液の様子をしっかり見ておくと良いです。
痰として黄みがかっていたり白く粘液度合いが高い場合は、すでに喉の炎症症状がありますので、回数を多くする必要があります。
繰り返し嗽を行うと、粘度の高いものから、漿液性「サラッと」したものに変化していきます。吐き出した状態を知っておくと、あなたが行う頻度が自然に分かってきます。
すでに喉が痛い方は、30分おきに嗽を行うと、痛み方小さくなっていくのが分かると思います。
痛みが出る前に違和感を感じた時には、手洗い嗽をしましょう。

 

 

③鼻呼吸で正しく呼吸を行うこと

 

呼吸は誰しもが無意識に行っているので、気づかないことが多いです。

自然療法医であられる石川善光先生からお話を伺い、「神が人間のカラダを作製し唯一の間違いをしたとしたら、呼吸器官と消化器官を交わらせてしまった事にある」と。人は呼吸器でも消化器でも酸素を吸い、二酸化炭素を吐くことができてしまう。本来、組織器官を正しく使うことで、カラダには負荷をかけることが少なくなります。しかし、多くの方が口呼吸を行って日常生活を過ごしています。口は消化器ですから、空気とともに飲食物が食道と胃に入っていきます。誤作動が起きると気道に飲食物が入ってしまいます。この時に、呼吸器官を傷つけますから、炎症が起きます。この炎症をほおっておくと気管支炎になりかねません。
日中に口呼吸で行動をしていると、夜間の就寝時も無意識なので口呼吸になり、起床時に喉が痛くなったりしています。
正しく、呼吸器である鼻から酸素を吸い、二酸化炭素を吐く癖を日中にしましょう。鏡面や洗面所・冷蔵庫・お手洗いなど、目の付く所にポストイットに「鼻呼吸」と書いて貼って半年ほど過ごせしてみて下さい。癖を正すには、どのタイミングで、その癖をやっているのか知る必要があります。
特に呼吸は無意識に行うものであっても、唯一自分でコントロールできる行為です。
鼻呼吸で正しく呼吸が行えるようになると、特に睡眠時の呼吸が正しく行えるので、口腔気道の乾燥が減るので、起床時に感じる喉の違和感・痛みが少なくなります。
呼吸は、様々な呼吸法がありますが、まずは、組織器官の呼吸器である鼻呼吸を適切に使いましょう。

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