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健康コラム

更年期障害のあれこれ

「更年期障害」というと女性だけのこと、と思っている方が多くいるようです。しかし男性にも大なり小なり何らかの不調に悩まされる方がいらっしゃいます。

 

肩こり、手足のしびれ、気力がないなど自覚症状は多いにもかかわらず、検査をしても異常が出ないので、更年期障害は他の人に理解してもらえないつらい症状です。

また、他人の無理解が高じて精神病に至るケース、更に高脂血症、肥満、動脈硬化、高血圧、心臓病、糖尿病、骨粗鬆症、などを引き起こす要因にもなるので見過ごせません。

★ 女性の更年期 ★

女性の更年期は閉経をはさんだおよそ10年間。中医学の古典医学書「黄帝内経」では「女性の閉経は49歳」と定義されていますが、更年期の症状と密接な関係があるとされる卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が激減するのは40歳くらいからなので、40歳~閉経後5年ほど、と思っておくと良いかと思います。

★ 男性の更年期 ★

閉経がある女性は更年期がいつ頃くるのか、おおよその指標(生理の量が少なくなる、生理周期が長くなる、など)があるのですが、男性の更年期はいつ頃でしょうか。

男性も男性ホルモン(アンドロゲン)の減少により更年期症状を迎えます。男性ホルモンの増減は個人差が大きいのが特徴です。
「黄帝内経」では、男性の更年期は64歳というところですが、70歳でも30歳と同じ能力の男性ホルモン(の中のメインのテストステロン)を保持している方もいらっしゃいます。

男性は54歳を過ぎてから無理もほどほどに過ごすと良いでしょう。
実は更年期障害は予防することが出来ます。

中医学でいう五臓六腑の中で、精神的な症状と最もかかわっているのが「肝」と「心」です。

「肝」は造血・解毒のほかに感情を制御し、精神・情緒を安定させる働きを持ちます。
更年期でイライラ、怒りっぽい、不安感、くよくよする、不眠といった精神的症状が多い方は、「肝」「心」の働きを整え、精神、感情を安定させる必要があります。

「心」は西洋医学でいう血液をポンプする役割だけでなく、神志(思考、意識など)をコントロールする働きもあります。

四十代後半になると、うつや無気力、性欲減退などの自覚症状を感じる人が多くなってきます。これらの更年期の不快改善は東洋医学の得意とするところです。

これからの人生を若々しく、美しく、健康に過ごすために、東洋医学であるはり灸治療も試してはどうでしょうか。

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