ぎっくり腰は防げる!?⑩|木場の整体・鍼灸なら、木場駅より徒歩1分の木場中央はり灸整骨院

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健康コラム

ぎっくり腰は防げる!?

1、「ぎっくり腰」のきっかけになる動作がいくつかあります。そういう動作をする際に、ちょっとしたコツを知っておくことで、腰への負担を軽減し、ぎっくり腰になる可能性を大幅に下げることができます。
ぎっくり腰になる動作は、物を持ち上げようとした瞬間、くしゃみをした瞬間、パソコンのモニターに身を乗り出したり、歯磨きの際に洗面台の上にかがんだ瞬間、うがいをしようと顔を上に向けた瞬間、呼ばれて振り返ったとたん……、といろいろあります。

 

2、要するに、前や後ろや横に体を曲げた状態で、ぎっくり腰が起きます。腰を曲げた状態で行う動作が、最も腰に負担をかけるということですね。背骨(脊椎)の中でも、腰痛の原因となりやすい第4腰椎、第5腰椎は、曲げ伸ばしされる部分です。
そのため、スムーズに動きやすいよう骨格組織が少なく、構造的にもろく、しかも大きな動きを求められます。

 

3、最初に、物を持ち上げるときのポイントを紹介しましょう。
まずは、腰を曲げた状態で、荷物を持つなどの負荷のかかる行動を絶対にしないことです。
たとえば、荷物の位置を直そうと、そのままの状態で上半身だけ振り向くのは危険です。荷物を持っているときは、足を踏みかえて、全身で振り向きましょう。
床などの荷物を持ち上げるときは、まずはしゃがんで、できるだけ荷物を体に引き寄せてから、そのままそっと立ち上がります。
荷物をおろすときも、できるだけ荷物は身体から離さずに、引き寄せた状態を保ちましょう。しゃがむときも、立膝にしたり、足を前後にして腰の後ろをまっすぐにすることを心得えましょう。中腰の姿勢のときは、腰が丸くならないように背筋をまっすぐにした姿勢を心がけます。

 

4、高いところにある荷物を取るときは、反った姿勢で行うのは危険。
面倒がらずに踏み台や脚立を持ってきて、背を反らさずに取れる高さで行いましょう。
要するに、腰の後ろをまっすぐにして、背骨を反ったり丸くしないことが腰痛を防ぐポイントです。

 

5、しゃみがきっかけでぎっくり腰になる人は多いです。また腰痛持ちはしゃみが出る花粉症の季節が怖いという人もいます。
しゃみの時速は普段の呼吸の約5倍だそうで、口から勢いある息が飛び出る衝撃は、腰に響くことは想像できますね。
くしゃみは不意打ちのため、なんともしようがないと思いがちです。しかし、くしゃみが出るとわかってから、実際に出るまで、一瞬の間にすべきことがあります。

6、膝を軽く曲げて、膝に手をつき、腰を伸ばした状態で、できれば壁に背中をつけましょう。この姿勢なら、腰が曲がった状態で負担がかかるのを防ぐことができ、くしゃみの衝撃を壁に逃すことができます。ここまで余裕がなくても、膝を軽く曲げて、膝に手をつくだけでも、無防備にくしゃみをするよりもはるかに負担が少なくなります。
くしゃみだけでなく、椅子からパソコンの画面に身を乗り出すとき、洗面台に身を乗り出すときなども、片手でもいいから必ず手をついて、腕でも自分の体重を支えるようにしよう。

 

7、椅子に座るときは、膝を組むと腰の高さが左右で異なり、腰に負担がかかります。それだけでなく、歯のかみ合わせも狂ってしまいます。
座っているときに膝を揃えて右か左に足首を流す座り方は左右のバランスを崩す元になります。
椅子に座るときは左右均等を心がけたいです。

 

8、ショルダーバッグをいつも左、あるいは右にかける癖がある人も、片方だけに力が入ってしまうし、腰の高さも狂ってしまいます。
できれば両方に均等に過重がかかるように、反対側にも荷物を持つか、リュックのような両肩にベルトをかけるバッグにしましょう。
斜め掛けのバッグも腰痛の元になりますよ

 

9、ゴルフやテニスなど、いつも片方ばかり使うスポーツの場合も、意識的に反対側を使うようにしてバランスを取りましょう。
筋肉の左右差もケガの元になります。
基本的に利き腕や利き足ばかり使いがちなので、左右差が大きい人は、それとは反対の腕や足を意識的に使って鍛えたいですね。

 

10、立ちっぱなしの仕事では、片足にばかり重心をかける癖が出がちだが、できれば腰幅くらいに足を拡げて、両足均等に体重をかけるように意識したいですね。
調理など立ったまま行う作業が多い場合には、片足を踏み台に載せると、腰への負担が軽くなるが、いつも同じほうの足ばかり踏み台に載せていると、左右のバランスが崩れるので、ときどき左右を逆にして、バランスを取るように心がけましょう。

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