どろどろ血液とは|木場の整体・鍼灸なら、木場駅より徒歩1分の木場中央はり灸整骨院

木場中央はり灸整骨院

  • 0366664098
  • 受付
    9:30 ~ 13:00 / 13:00 ~ 20:00
    【定休日】水曜午後・日曜・祝日

    ※ご予約の最終受付は1時間前までにお願いいたします

  • お問い合わせはこちら

健康コラム

 どろどろ血液とは

1、どろどろ血液とは血液が流れにくくなる状態、それがどろどろ血液といわれています。
血液は体中のすみずみまで行き渡り、栄養分を運ぶ役割や老廃物を除去したり、傷口をふさいだり、細菌をやっつけたりと多くの働きをします。
血液が流れにくくなるということは身体にとって非常に良くない状態です。

 

2、どろどろ血液でなぜ身体に影響がでるのでしょうか?

血液がドロドロ状態になると、動脈などの大きな血管はなんとか通ることができますが、体の末端である毛細血管などの細い血管までは血液が届きにくくなってしまいます。
血液には、栄養を運んだり、老廃物などの不要物を除去する作用がありので、隅々まで届かないとこれらの働きができなくなってしまいます。
その結果、血液が行き届かない場所で細胞が壊死し、脳や心臓などの体の重要な基幹に悪い影響がでてしまいます。

 

3、どろどろの血液の状態が続くと、赤血球や白血球などの血球の粒が大きくなり、 流れにくくなっている血液を無理に流そうとするため血圧が高くなります。
血球などを無理に流そうと、血管にぶつかるため血管壁が傷ついてしまいます。
それを修復しようとする作用で血栓ができてしまうのです。
血栓ができると、さらに流れが悪くなったり、もっとひどくなると動脈硬化などの重大な病気になってしまうこともあります。
高血圧のほかにも血液と糖が結びついて赤血球に悪影響を及ぼす高血糖や、白血球や血小板がつきやすくなるりコレステロール値や中性脂肪値が高くなってしまう高脂血症 などの生活習慣病になる恐れがあります。
 

4、どろどろ血液でとても危険なのは、この状態が長く続いて動脈硬化になってしまうことです。
動脈硬化とは、体を流れる動脈にコレステロールや中性脂肪などの不要物がたまり、詰まったり、硬くなったりした状態です。
動脈硬化になると、血液が健康の時のようにスムーズに流れず脳梗塞や心筋梗塞などの重大な問題を引き起こします。
脳梗塞になると、脳や心臓に酸素や栄養がいきわたらず細胞が壊死してしまいます。
その結果、言語障害や手足のしびれ、マヒなどが起こってしまいます。
心臓の細胞の一部が壊死してしまう心筋梗塞になると、かなりきつい痛みが数十分続き、3割ほどの方が死にいたるという恐ろしい疾患です。
常にどろどろ状態だと除々に毛細血管がつまったり細胞が壊死し、これらの状態に近づくので注意が必要です。

 

5、どろどろ血液はになってしまう5つの原因
原因1:水分不足
血しょうとは血液の液体の部分のことです。 体内の水分が不足すると、この血しょうが少なくなり、赤血球や白血球がつながったり、粒が大きくなって血液はどろどろになってしまいます。
この血球の連結や増大を防ぐには、水分を適度に補給して血しょうの量を増やすことです。
朝起きてスグ、入浴やサウナに入ったとき、運動などで大量に汗をかいた後などは水分が失われています。
また運動の途中で小まめに水分補給をすることも必要です。

 

6、原因2:運動不足
慢性的な運動不足ですと、新陳代謝が活発になりませんので血液中の余分な老廃物や中性脂肪などが除去されません。
さらに、筋肉量も減るので基礎代謝も減り、体温も低下するので血行が悪くなってしまいます。
 

7、原因3:ストレス
ストレスもまた、血流を悪くさせる原因としてあげられます。
ストレスをためると、自律神経の働きでアドレナリンというホルモンが分泌され、 血液に流れます。
アドレナリンの作用で、血球が活性化し、どろどろが促進されるとともに免疫力を低下させてしまいます。
ストレスの原因は、人間関係や仕事の悩み、肉体的な疲れや睡眠不足などいろいろなところでおきるので、
できるだけ思い悩まないように気をつけましょう。

 

8、★原因4:食事

自分の許容量よりも多く食べ物を食べてしまうと使えなかった余分なエネルギーが 血液中に血糖や中性脂肪として血液に入り込んでしまいます。
食べる量も問題ですが、ポテトチップスなどのスナック菓子やインスタントラーメンなどの トランス脂肪酸を使った食品や、ジュースやお菓子などの糖分、ハンバーガーやラーメンなどの脂質の多い食べ物は、 体の代謝を悪くさせ、血液にも良い影響を及ぼしません。
血液に限らず、健康のためにもできるだけこれらの食べ物は控えましょう。

 

9、原因5:喫煙
タバコを吸うと、ニコチンの作用でで血管を収縮させるので血液が固まりやすく血栓ができやすい、 また血中のコレステロールが増えます。
さらに、タバコは赤血球が酸素を運ぶ能力を低下させるので、これを補うために赤血球を増加させます。
タバコの有害物質を排除しようとして白血球も増えるので結果、血球全体が増えどろどろの血液になってしまいます。
血液に関する作用だけでなく、タバコで活性酸素が多くなり、肌や髪などの健康にも害があります。
なのでタバコは控える方がよいでしょう。

ページトップへ戻る